【不眠・不安症・肩こり・巻き肩・猫背・お腹の張り】呼吸が浅い人の特徴と状態
呼吸が浅い事によって起こる状態
「呼吸が浅いですね」と言われた経験は、ありませんか?
また、「睡眠の質が浅い」と感じたりすることはないでしょうか。
呼吸が浅いと、体調や健康にも深く関わってきます。
呼吸が浅い人の特徴
●姿勢の崩れ
スマホやデスクワークなどでうつむき姿勢が多い、猫背、巻き肩。
→これにより胸郭(胸の骨格)が縮こまり、肺が十分に広がらない。
●ライフスタイルの影響
運動不足、座りっぱなしの時間が長い。疲れやすい
→酸素摂取量が減るため、体内のエネルギー代謝が低下しやすくなります。
●肉体的な不調
首や肩こり
→呼吸が浅い人は胸やお腹でなく、首や肩の筋肉を使って呼吸しがちです。これが更なる筋肉の緊張を引き起こします。
冷えやむくみ
→吸が浅いと血液循環やリンパの流れが悪化し、冷えやむくみに繋がります。
●精神的な負担
ストレスを抱える事が多い。
→精神的な緊張が原因で呼吸が浅くなることが多い。
また、ストレスホルモンが交感神経を優位にし、リラックスした深い呼吸がしづらくなります。
●睡眠の質が浅い
睡眠が十分にとれず疲労が残りやすい。
呼吸が浅い事により引き起される問題
免疫力の低下
酸素不足により、免疫細胞の働きが弱くなる。
自律神経の乱れ
呼吸が浅いと交感神経が優位になり、体を休ませる副交感神経の働きが抑制され、不安や緊張感が増加。
集中力の低下
脳への酸素供給不足により、思考力や集中力が低下する。
内臓の働きの低下
呼吸による全身の動きが弱くなり、腸や他の内臓の動きが鈍くなる。
代謝の低下
酸素や二酸化炭素の交換が不十分になることで、疲れやすさや倦怠感が増加。
筋肉の緊張
酸素不足が筋肉の硬直を招き、肩こりや体のだるさの原因となる。
呼吸が浅くなる理由(問題と特徴のまとめ)
1.筋肉の緊張
・肩甲骨周りや胸郭周辺の筋肉(小胸筋や肋間筋など)が固まると、胸の動きが制限されます。
・腹部の緊張があると、横隔膜の動きも制限され、深い呼吸が難しくなります。
2. 姿勢の悪化
・長時間のデスクワークやスマホの使用により、胸椎の動きが制限され、胸郭が広がりにくくなり、呼吸が浅くなる。
3. 自律神経の乱れ
・ストレスや不安感により交感神経が過剰に働き、浅い呼吸を促す状態に。これが習慣化すると慢性的に浅い呼吸になる。
4. 筋膜の制限
・胸部や腹部の筋膜が硬くなると、横隔膜の動きを制限し、深い呼吸を妨げる。
整体を通しての改善アプローチ
1.姿勢の改善
骨盤や背骨の位置を整え、猫背や巻き肩を解消することで胸郭の動きをスムーズに改善!
2.筋肉の緊張を緩和
・小胸筋や肋間筋、肩甲骨周りの筋肉を緩めて胸郭を広げ、深い呼吸をサポート
・腹部の筋緊張を解放し、横隔膜の動きを改善!
3.自律神経の調整
・頭蓋骨や仙骨のアプローチする施術で副交感神経を優位にし、リラクゼーションへ導く。
呼吸は、体と心の健康をつなぐ重要な要素です。
整体を通じて体のバランスを整えることで、呼吸を深くし、心身ともに健やかな状態をサポートいたしています。